「京都大学環境工学研究最前線」講演会を開催しました(2018年9月27日)

「環境マインドで未来を拓け」の出版を記念して、京都大学大学院工学研究科 都市環境工学専攻が主催する講演会「京都大学環境工学研究 最前線」を、京都大学東京オフィスにて開催しました。本専攻の高岡昌輝専攻長、中田典秀助教、上田佳代准教授、藤森真一郎准教授、西村文武准教授の5名が講演を行いました。また、本講演会には企業や他大学の研究者など33名の参加者がありました。

講演会では、高岡昌輝専攻長による開会の挨拶および専攻と書籍「環境マインドで未来を拓け」の紹介のあと、流域圏環境質総合研究センターの中田典秀助教が「微量汚染物質のモニタリングが切り開く環境鑑識学」のタイトルで講演を行いました。続いて、環境衛生学講座の上田佳代准教授が「環境汚染物質による健康リスク研究の最前線」のタイトルで講演を行いました。

休憩を挟んだ後、大気・熱環境工学分野の藤森真一郎准教授が「気候変動政策研究の最前」のタイトルで、続いて水環境工学分野の西村文武准教授が「流域の望ましい資源循環を目指した下水処理場へのオゾン処理技術導入の検討」のタイトルで講演を行い、最後に環境デザイン工学講座の高岡昌輝教授が「これからの廃棄物・資源循環」のタイトルで講演を行いました。最後に、高岡昌輝専攻長より閉会の挨拶があり、講演会は終了しました。

各発表ともそれぞれの分野で何が研究として行われているのかわかりやすく説明され、会場からも多くの質問が寄せられました。また休憩時間や講演会後も発表者と参加者との間での活発な議論も見受けられ大いに盛り上がりました。

同日夕方には京都アカデミアフォーラムにおいて懇親会が開催されました。講演会の参加者に加え、京都大学工学部地球工学科の3回生、4回生、都市環境工学専攻修士1回生、環境省や経産省の官僚の方々も参加し、世代を超えて仕事、大学生活、研究など様々な話題を通じた交流が和やかな雰囲気で行われました。

 

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