沿革
都市環境工学専攻の歴史は,京都帝国大学の創立と同時に発足した土木工学科3講座の1つである衛生工学講座に端を発します。1958年には,この衛生工学講座を母体とした4つの講座で編成される衛生工学科とその大学院である衛生工学専攻が設置されました。衛生工学専攻およびその後継の環境工学専攻・環境地球工学専攻を構成してきた研究グループは,この後,何度かの改組・再編を経ましたが,新たな講座・分野が加わって規模を拡充し,現在の都市環境工学専攻を構成しています。我々はこの間一貫して,日本における環境工学をリードする教育・研究機関として高い評価を受けてきました。現在では,本学大学院地球環境学堂およびエネルギー科学研究科とも連携し,環境問題の解決に取り組んでいます。