京都大学オンサイトラボラトリー「京都大学―清華大学環境技術共同研究教育センター」 キックオフセミナーを開催しました
- https://www.env.t.kyoto-u.ac.jp/ja/news-events/events/vr9r3d
- 京都大学オンサイトラボラトリー「京都大学―清華大学環境技術共同研究教育センター」 キックオフセミナーを開催しました
- 2019-03-06T13:00:00+09:00
- 2019-03-06T17:00:00+09:00
- 日時 2019年03月06日 13時00分~17時00分
- 場所 京都大学 楽友会館 講演室
京都大学オンサイトラボラトリー「京都大学―清華大学環境技術共同研究教育センター」キックオフセミナーを3月6日に開催しました。
京都大学は、On-site Laboratory 事業を制度化し、海外の大学や研究機関等と共同で設置する現地運営型研究室で、海外機関等と活発な研究交流を行い、世界をリードする最先端研究を推進するとともに、優秀な外国人留学生の獲得、産業界との連携の強化等、大学への波及効果が見込める様々な取組の実現を目指し、本学が世界の有力大学に伍して第一線で働けるだけの基盤や体制を強化することを目的としています。今年度、5 件の On-site Laboratory が京都大学から認定を受けましたが、その一つが京都大学オンサイトラボラトリー「京都大学―清華大学環境技術共同研究教育センター(日中センター)」です。
京都大学工学研究科が、地球工学や環境科学分野において秀でた中国の清華大学と、2005 年 10 月に中国広東省深圳市にある清華大学深圳研究生院に共同で設置したこのラボは、13 年にわたり、教職員の常駐、実験室と分析装置の設置、両大学の学生のインターンシップ、共同研究や共同教育を実施してきました。2016 年からは、工学研究科に加えて、地球環境学堂も運営に協力しています。今後、教育研究により、日中が抱える環境問題の解決に資するだけでなく、世界的な環境問題の解決を図る国際共同研究や海外で活躍できる大学院生教育を図る共同学位プログラムへの発展等、大学への波及効果が期待されます。
そこで、これまでのオンサイトラボラトリーの活動状況と今後の展開を、学内外にお知らせするとともに、これまでラボの発展にご協力いただいてきた、研究の第一線でご活躍の清華大学の先生方に、中国での環境問題の研究と対策について、講演いただくセミナーを企画致しました。
プログラム
司会 高岡 昌輝 都市環境工学専攻長(日中センター 京都大学側副主任)
言語 日本語 中国語(同時通訳予定)
13:00 本部理事挨拶 京都大学 副学長・理事 湊 長博
13:05 工学研究科長挨拶 京都大学工学研究科長 大嶋 正裕
13:10 清華大学代表挨拶 清華大学教授、工程院院士 郝 吉明
13:15 日中センター協議会挨拶 日中センター協議会会長 三野 禎雄((株)日立造船 副社長)
13:20 オンサイトラボラトリー日中センターの活動と今後の展開京都大学工学研究科教授 田中 宏明(日中センター 京都大学側主任)
13:40 京都大学ダブルディグリープログラムの展開 京都大学地球環境学堂教授 勝見 武(地球環境学堂副学堂長)
14:00 清華大学深圳研究生院の国際展開 清華大学深圳研究生院副院長 夏 广志
休憩(記念写真)
14:40 中国での下水・再生水研究の現状と将来 清華大学環境学院教授 胡 洪営(日中センター清華大学側主任)
15:10 中国での大気汚染・地球温暖化研究の現状と将来 清華大学環境学院教授 吴 烨(清華大学環境学院副院長)
15:40 中国での廃棄物研究の現状と展開 清華大学環境学院教授 王 偉
16:10 中国での雨水管理の研究の現状と展開 清華大学深圳研究生院教授 管 運涛
16:40 総合討論
17:00 閉会の挨拶 京都大学 副学長・理事 北野 正雄